日本剃刀 2019/06/20 03:40 Share on Facebook Copy URL Report 日本剃刀配信でちょくちょく登場する日本剃刀剃刀負けする敏感肌に対する最終手段とも言える美容アイテムそして今回は、大手メーカーの悪口のなりうる発言もございます。ご注意ください。さて、気分を悪くされる方はこの記事から離れていただけたでしょうか?それでは始めます。剃刀負けとは、肌の表面が剃刀により傷を付けられ、肌荒れを起こすことですが…それは剃刀の刃が悪いからおこることです。市販されている剃刀の刃は薄い金属の板をプレスで打ち出し、その後は砥石のローラーで刃付けが行われます。刃の表面を見ていただければわかるんですが、めちゃくちゃ荒いです。いくらキッチリとバリが取られていても素早く大量に作られた刃が、人の手で研がれた剃刀に勝る訳もなく、そこそこの程度の刃が市場に出回っています。さらに衛生面を考え、使い捨てが選ばれるようになりました。消毒液や洗浄器は値段も高く、人の手が入るので商売上、使い捨てに勝てません。その結果、問屋のカタログには替刃式の剃刀がずらりと並び、日本剃刀姿を消しつつあります。手入れや管理が非常にシビアでメンテナンスも使う度にしなければならない日本剃刀。刃は鋼で作られている物も多く綺麗に保つのは非常に難しいです。そんなのより、手入れが楽で衛生的な替刃式の剃刀画期的です。しかし、その剃刀には昔のような気持ちよさはもうありません。1度使えば人を虜にし、2度目で確信に変わり、3度使えばもう替刃式に戻りたくなくなる。そんな魅力のある日本剃刀を今、友人達に貸し出しています。剃った後は言葉より満足気なため息が出る物であることを伝えてくれました。手入れさえ出来れば替刃式を使う理由もありません。むしろゴミが増え、捨てる際に危険を伴います。研ぎや磨きは日本の文化であり、日本が誇る技術の一つです。それらが無くなるのは悲しいことであり、情けないことです。日本人が日本の文化を破壊しているんですから。ここから先も続きますので、次の記事へ続きます